2020年振り返り
久しぶりの投稿です笑
1年の振り返りと近況報告を少し。
今年は人生で1番家にいたと言える年でしたね。
1.2月頃に「なんかコロナヤバくなりそうだなぁ」と思ったり、持病の関係で規則正しい生活を送った方が良さそうだなと思ったりで急いで転職活動。
有難いことに、3月から久しぶりの会社員になりました!笑
(入社1ヶ月ですぐリモートになって、半永久リモートになったのであんまり会社行ってないけど)
今までマイペースに仕事していたので、久しぶりに朝から仕事するのは慣れるまで時間かかりました。朝は何歳になっても苦手。
引き続き記事を書いたり、取材をしたりとしていましたが、何故か6月頃から漫画の原作者になって今はまさかの字コンテやらコラムを書く日々を送っています。
風通しの良い会社なので、自分のアイデアが良いものならすぐ動ける点でいうと最高の職場です!!仕事が楽しい!!!
そして音楽面ではご存知の通り、活動がかなり制限された年でしたね。
ただ、ライブの回数が少なくなった分、1回1回のライブに集中できたり、やったことのない編成にチャレンジしたり、なんだかんだ自主企画も打てたりと楽しいこともありました。
11月には透明なシート越しですが有観客のライブも出来たので、お客さん達が無事に健康に過ごせていることに安心しました。
配信ライブも多く、普段ライブに来れない距離の人にも少しでも届けられたようでよかった。
なかなか思い出が作りにくい年でしたが、遊んでくれる友人や後輩や音楽仲間がいたから、こうして1年を穏やかに振り返られていると思います。
来年も、この環境が続くかと思いますが、生活を工夫しながら引き続き仕事と音楽を楽しんでいきたいと思います!
明日から北海道に少し帰ります!
年末に帰るのは3年ぶりかも。
今年は大人しく家族でゆっくり過ごします!
皆さんも良き年末を過ごせますように。
来年もよろしくお願いいたします。
瑠惟夏
ライブのこと
正直いうと、今日の件で凄く悩んでいる。
私は3月から色々ご縁があって企業にお世話になっておりまして、
フリーランスの頃は3日家から出ないことなんてザラだったのに対して、
今は平日毎日出勤ラッシュ、退社ラッシュに揉まれて生活しているわけです。
フリーランスだったなら、私は迷わず出演一択だった。
でも、シンガーソングライター箱にいらっしゃるお客さんの年齢層は大体平均40代〜50代。
その方が大丈夫でも、その親御さんにかかってしまったら…
と万が一のことを考えて悩む。
もちろんライブハウスなども衛生面を徹底しておりますし、サポートさんの最近の様子を見ていても、皆んな非常に色々な面で苦しんでいる。
私に出来ることは出演をすること。それだけで微々たる力ですが、手助けの一つになる。
ライブハウスは危険な場所。その報道の仕方しかしないのは勿論過剰な表現。
それでも先月行った北海道の様子を思い出すと、やはり不安になるのです。
自分はまだ若い。だからかかっても大丈夫。
お客さんも若い。だからかかっても大丈夫。
でも、でも…
そんな考えが頭の中でグルグルしていて、
ぶっちゃけ答えが出ません。
「それで誰かが感染したらどうするんだ!」
「そんな時こそ、私たちは歌うべきだろう!」
「ライブ楽しみにしてます!」
「行く予定でしたが、少し心配なので今回はキャンセルします。」
「出演の続行やキャンセルは個人の判断に任せます」
「あなたが感染してないって胸張っていえますか?」
「キャンセル続きで赤字です」
「お客様が減って寂しいです」
「仕事終わりに行きますね!」
私という人間は非常に周りの意見に耳を傾ける性格です。
「それでも私はこうしたい!」
という断固とした答えを出せずにいます。
出演キャンセルっていうのは、自分の中で結構タブーというか、理由があったとしても箱の人や他出演者からの目はやっぱり怖いのです。
歌う覚悟はある。
でもそれに対してオーディエンスからの反対の反応があったら…
皆んながまた何の心配もなくライブをして、ライブを聴いて、またね!と言える日常に早く戻ってほしい。
文脈もおかしくてすみません。
起承転結の結が見えないと文章っていうのはこうやって乱れてしまうもんです。
人生と一緒。
そんなこんなで、グルグルしている私なのでした。
夜を生きる女性たちインタビュー -セクキャバ嬢Aさん-
私はフリーライターとして、何故かご縁あって夜職、つまりナイトワークをしている女性たちに取材する機会が多くあった。
今日はそんなナイトワーカーの女性たちから聞いた話を少し。
ここでいう男性客は基本的に「ナイトワーカーの女性たちが嫌いなお客」、別の呼び方を「痛客(いたきゃく)」のことを指す。
もし読んでいる方の中に「これ俺やんけ」という心当たりのある方は読むのはやめるべきか…いや読んだほうが良いのか…任せます。笑
キャバクラ、セクキャバ 、性感エステ、ソープなどサービス内容は幅広い業界だが、(細かく言うと数え切れないくらいあるのです。)口を揃えて女性たちは「男性なんてそんなもん」という言葉をかなりの確率で使う。
キャバクラは通常お酒を作り、横に座り男性客とお話をするサービス。
しかし客からは「ちょっとくらい触らせてよ」と言われる。
そしてセクキャバはキャバクラで出来ない「ちょっとくらい触ること」、大体胸へのタッチやキスが許されるサービス。
しかし客からは「下も触らせてよ」と言われる。
ソープはセクキャバでは出来ない「下も触らせてよ」が許されている。
しかし客からは「本番(避妊なしの挿入)もさせてよ」と言われる。
そういうのって、疲れますよね…と私が言うと皆んな呆れた顔をして
「男なんてそんなもんですよ」
と吐き捨てるように笑いながら言う。
おもてなしの国日本、とは良く言ったもんだが、痛客というのは基本のサービスを超えたおもてなしを提供しないと「サービスが良かった」と言わない生き物らしい。
もちろん綺麗に遊んでいく男性陣もいる。その綺麗に遊ぶというのは、決められたルールを守り、女性が不快に思うことなく接客をできる人という意味。
どのくらいの割合で綺麗に遊ぶ人がいるのか聞いたところ「1日2人お相手できれば幸せ」とのこと。
そんなに酷いのか?!と驚愕しつつ、同じ女性として興味を持ち、別の日に個人的に仲の良いセクキャバで働く女性に取材をさせてもらった。
ブログにすることは彼女から了承を得ている。彼女からは「これで一人でも私たちの本音が伝わるといいけど」と笑顔で引き受けてくれた。
これからは会話形式でお楽しみください。
年下の子でタメ口で喋ってくださいー!と言われたのでわたしタメ口で失礼します…
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瑠:綺麗に遊ぶ人ってそんなに少ないの?セクキャバだったら下以外はお触りとかOKなんでしょ?それでルール守れないって結構さ…ね…。
A:綺麗に遊ぶ人は大歓迎ですよ?人間として見れますから。でもルールを守らないで女の子を傷つける人はもう人間じゃない。人間だと思って見てないです基本。それかダメって言っても言葉の通じない3歳児ですね。理由説明しても理解できないんですよ。だからね、期待するだけ無駄。期待しないんですよ私たちは客に。
瑠:まってめっちゃ毒たまっとるやんけ…ごめんね仕事前に嫌なこと思い出させちゃって…あわわ…
A:あ!今日は休みなんで大丈夫です!っていうか休みにしました。昨日めっちゃムカつくことあって、お店の裏で泣いちゃったんですよねぇ。だから、今日はお休み。
瑠:えぇぇどうしたの?言いたくなかったらいいけども。
A:全然大丈夫です!まぁ、凄くついたフリー(指名の女性がいないお客さん)の人が酷くって。最初は普通にお話ししてたんですけど、まぁもう体を凄い雑に扱うし、めっちゃ胸噛むし、下も触ろうとするし…で、それって殆ど全部ルール違反なんですよ。
瑠:いや当たり前にダメでしょ。私でもわかるわ。
A:まぁそうなんですけどね。笑
で、注意したんですね?ダメだよって優しく言い続けたんです。それでも続けるし痛くてビックリしてダメだって言ってるからやめてよ!ってちょっと強く言っちゃったんです。
瑠:それで良いと思うけど。何も間違ってないでしょ悪いことやってるのそっちなんだし。
A:うん。そしたらね、向こうが機嫌悪くなったのか私に対しての暴言を吐き始めて。
瑠:うわ!最悪だ!なんだそれ!むり!なんだそれ!
A:「お前はこころが狭いから結婚できない」とか「彼氏が出来ても大した男じゃねえんだろ」とか
瑠:人格否定はキツいねー…
A:でもそれくらいは言われ慣れてるから平気ですよ。はいはい雑魚がなんか言ってるなって思っていれば良いから。
瑠:つよ…えらい…デザートなんか食べなよ奢るよパフェでかいの食べな…
A:わーい!!ありがとうございます!!笑
でも泣いちゃったのはその後で、もうね、凄かったです。
瑠:ええ何怖いんだけど…
A:「俺は結婚したくないけど、子供は欲しいんだよね。お前の子宮かせよ。卵はいらないわバカが産まれそうだから。金は払うよ?50円くらい?」って。なんかもう…
瑠:ちょっと…えっ…それは…え、まって社会人だよね?普通に電車とか乗って生きてる人だよね?え?そんな人間…許せないし、なにそれ。
A:なんか、すごく悔しくなっちゃったんですよ。こんなに嫌いな人で、生理的にもダメな人なのに、こんやつのために私何してんだろって。差別にもほどがあるっていうか。初めての感情でした。
瑠:なんで耐えたの?別の女の子に変えてもらうことも出来たじゃん?
A:だってこのタイプの人って、基本プライベートだと逆の立場の人なんですよ大体。言われてる側。だから違う女の子になっても同じような事を言って傷付けちゃうんですよ。沢山の女の子を傷つけたいって人だから、思い通りになるのが悔しくて、笑顔でしたよ私。頑張った。帰るときもブスブスって言われても「ブスじゃないよ〜」って。
瑠:もうやめて優しすぎるし、聞いてて辛すぎて私が泣く…(てか泣いた)
A:だからお見送りした後にダッシュで裏に入って、泣いちゃいました。もうとにかく悔しくて。
瑠:そりゃ悔しいよ。私でも泣いちゃうよ。言葉って残るよね記憶に。
A:大分残りますね〜でも仕事は残ってるので。その後すぐ呼ばれて違うお客さんにつきました。
瑠:偉いね。偉い。そういうお客さんって多いの?
A:多くはないけど、一定数いますよ。言葉の暴力凄い人。まぁここまで言う人はいないですけども。笑
あとは結構厄介なのが「俺は他の客と違うよ」って思ってる人ですかね。
瑠:隠れた痛客ってやつ?
A:ですです。まさしく。若くてイケメンだと女の子が喜ぶと思ってる人とかって、パキ(女の子へのドリンクの注文や指名、時間の延長を何もしない人のこと)なのに「今度遊ぼうよ」とか言ってくる。
瑠:それは良く聞く話だね!
A:まぁ大体そうですよね。笑
これを痛客って呼んじゃったら大抵の人が痛客になっちゃう!
瑠:それは綺麗に遊べてる人には入らない?
A:んーーー…冗談で終わらせる人は大丈夫ですけど。
しつこい人はしつこいですね。お店に来ないのに仕事終わる時間に連絡してきて、今終わる時間でしょ?まだ近くにいるから飲もうよ!とか。
瑠:あー。いけるって思っちゃってんだろうね。
A:まぁそう思わせるのも営業の仕方の一つですけどね。俺は若いからって自信があるんでしょうね。
瑠:で、どうするの?そういう時。
A:行きませんよ〜。お金かけてくれてるなら別ですけど。若いってだけで希少価値つくわけじゃないですから。夢の国はもう終わりです〜って感じです。
瑠:だよねえあくまでもお仕事だもんね。
A:そうですそうです。惚れるフリをする、相手を褒める、仲良くなったフリをする、また会いたいなと思っているように見せる。そういう夢の国。でも無課金じゃ会えない。
A:よく言われるのが、お店だと時間も限られてるし、お酒もあんまり飲めないから、外でならゆっくり話せるよ?ご飯も好きなもの食べに行こうよ!とか。
瑠:ふんふん。
A:え、それって貴方にしかメリットなく無い?って。
瑠:笑笑
A:時給分+指名料払って外で会ってくれるならもう外でも良いですよ?私べつに食べたいものも飲みたいものも自分で買うんで。ていうか好きなものは友達とか彼氏と食べたいんで。
瑠:まぁそりゃそうだわな。相席屋とかだと分かるけどね〜。
A:だからそこからどうお店に来てもらうのかってめっちゃ難しいんですよ。あの手この手で頑張ってます毎日。
瑠:いや私もさ、Aちゃんと話してて毎度思うけど凄い人当たりいいじゃんか。頭の回転も速いし可愛いしスタイル抜群だし。お姉さんびっくりだよ。それでもダメなのか。
A:そんなもんですよ〜男なんて〜
瑠:でた!みんな言うやつ!!笑
あ、それで私今回聞きたかったのがね、夜のお仕事をしている人達にとって「男性」ってどんな生き物だと思ってるのかなって。
A:えー!めっちゃ難しいですね!!!
瑠:やっぱり?!ザックリしすぎ?!
A:もう会いすぎててなぁ〜…私週5勤務なんで、ザッと計算しても…ええとスマホで計算しよ…大体1月150人くらいの男の人とお話ししてるんで。
瑠:げー!すご!
A:だからなぁ…本当色んな男性がいるなって…思って…
瑠:まぁそりゃそうだよなぁ…プライベートに支障でたりする?
A:恋愛は億劫になりました。あと疑い深くなりました。信用出来ない。出来たとしてもすぐ不安になっちゃう。あ、あと合コン行っても全く楽しめなくなりましたね!!!笑
瑠:合コンはつまらなくなりそう!何考えてるのかすぐわかっちゃいそう。
A:何考えてるのかっていうより、「この人女の子全力で持って帰ろうとしてんな」っていうのはすぐわかる様になりました。
瑠:あーそれ分かっちゃうのは、キツいね。避けるわ私なら。
A:瑠惟夏さんすぐ顔に出るからな〜!笑
瑠:えーー!!なんでバレてるの!!!こわいよ!!!笑
A:いや分かりますよ。笑
もう顔もそうだけど声のトーンも喋り方もめっちゃ分かりやすく変わるから。普段凄い柔らかいのに。笑
瑠:ええなんかごめん、ごめんよ…Aちゃんの事は好きよ…
A:わかってますよ!!笑
あ、それで私にとって男とはって話ですよね。
瑠:うんそうそう。
A:んーー……ごめんなさい、ちょっと本当に答えが出ない。
瑠:わー!むしろごめんね!!抽象的すぎた。
A:私の中でやっぱりお店で会う男の人と、プライベートで会うリア友の男の人だと、本当に皆別人なんですよね。
瑠:そんなに違う生き物なんだね。
A:全然!働いてる時は「男なんて嘘つきでケチで理解力がなくてヤルことしか考えてないバカ」って思いますけど、友達は皆んな優しいし、ていうか話してて不快じゃないし。だから、どの姿が本当の生き物なんだろうって分からないんですよね。
瑠:私もさっきみたいなこと、知り合いが女の子に言ってたりしたらショックだな。
A:ですよねー。言っててほしくない。でも、今って世の中女性に対して大分発言が慎重じゃないですか。すぐセクハラになっちゃうから。
瑠:確かにね。大変そうよね。
A:そうそう、でもアレもべつに悪気があって言ったわけじゃなくて、何も考えずに思った事を言ったらセクハラになるわけで。
瑠:うん。
A:私たちはセクハラというのを許されてる女であって。
瑠:サンドバッグ的な?
A:そうです!本当にそれです!普段言えない分を受け止めるサンドバッグ。だから仕方ない。
瑠:サンドバッグも壊れるものなんだから、受け止められる範囲にしておきなよ…?
A:ですねぇ。出来る限りダメージ受けない様にはしてますけど。あ、だからアレですよ。イライラした時瑠惟夏さんの曲聴いてますよ。ほら、「気に食わない汚いやつの〜♪」ってやつ。
瑠:「救済」か!!!(頭を抱える)
A:なんで頭抱えてんですか!!うける!!!笑
瑠:いやぁ、嬉しいよ…いや話し聞いててぴったりだなって思ってたけどさ…。
A:あれpv作ることになったら夜の女の子とかテーマにしたら良いですよ本当に。
瑠:んー、でもあながち間違いじゃないんだよね。私もあの曲、凄い良い人だと思ってた男の人に裏切られた話だから。
A:あーやっぱそうですか?めっちゃ分かる人には分かる曲ですよ。「気に食わない汚いやつの喉を切り裂くよりも微笑みながら生きていこう」って言ってますよね?
瑠:めっちゃ覚えとるやんけ。
A:だって本当悔しい時、超元気でますもん。CD持ってます通販で買いました。
瑠:え!知らなかった!てかAちゃんの本名知らないから気がつかなかった!!ありがたい!そういう男性に対して良い思い出よりもちょっとネガティブな記憶が増えていく仕事だと思うんだけど、男性に対して何か思うことってやっぱり夜の世界に入ってから増えたの?
A:そうですね。うん。増えました。そして慣れました。
瑠:たとえば?
A:やっぱ昼の女の子が知らない世界なんですよこっち側って。当たり前に終電を過ぎても既婚者はいっぱいいるし、今度外で会おうよだなんて言ってるパートナー持ちの人も溢れてるし、この前なんて今出産準備のために里帰り中で1カ月自由の身なんだーなんて言ってたし。そんな人達と毎日私たちはチューしたりしてんですよ。でもそれって絶対外じゃ言えないじゃないですか。悪いの分かってるから。
瑠:あー…聞きたくないけどそんなもんよねぇやっぱり。
A:そう、だからこれって男性の裏側なんですよね。見ちゃいけないやつ。ディズニーの裏側。
瑠:ねぇAちゃんってディズニー好きよね。例える時いつもディズニーだもんね。
A:大好きですよ!!てか夢くらいみたいですよ!いつも見れないんだから!!
瑠:つら!つら!!
A:男のスマホ見て良いことなんて一つもないって言いますけど、その中身の部分見てる感覚ですよね。嫁の悪口言ってたり、小遣いがどうだこうだとか、体型の変化がうんぬんとか、最近のやつらはあーだこーだとか。でウンウンって聞いててドリンク飲んで良いですかって言ったら大抵シラーっとするんです〜。
瑠:お店のドリンクって高いもんね、私でもこれはって思うわ。
A:まぁワイングラス1杯で2000円とかですからね。でもそのくらいかかるの分かってて来てるじゃないですか。1杯も出さない人ってそもそもだす気がないんですよね。嫁の悪口がとか小遣いがとか、それ言う前に貴方がこんなとこで使うのしってるからお小遣い減らしてるんだし、だから口も酸っぱくなるし、体型なんてあんた自分の腹見なさいよ!!って思いますよ本気で。
瑠:老いるのはお互い一緒だもんねぇ。
A:だから、男に対して夢を持つだなんてこと無理になりましたよ。
瑠:それを昼の人間が見ることは難しいもんねぇ。
A:まぁ悪いことだけ見たいなら、Twitterなら「#クソ客」って調べたら大抵人外なメンズを覗き見ることが出来ますよ。
瑠:あ〜〜それ私も文章書くときに前調べて思わず読みあさったわ。
ごめんねそろそろ多分締めたほうがよさそうな量になりそうなんだけど…
A:えぇ?!もう終わりですか?!まだめっちゃ男の人に言いたいこと沢山あるんですけども!!ええどうしよう。そうだなぁ…。
瑠:そしたらまた次回に話し持ち越そう!笑
んーと、じゃあ最後に今日話した話のまとめで、男性に言いたいことは?
A:えーと「ちょっとだけなら良いじゃんって言う漢は人間以下」ってことと「妊娠中に夜遊びできないのは女も一緒だし酒飲めるだけ幸せだと思え」ですかね?
瑠:お酒のくだりめっちゃ急だし!!笑
A:だってあまりにも多いから!!!笑笑
もうちょっとで生まれるから今しか遊べないとか!!ほんとに!!奥さんもう遊べてないんだけど?!って毎回言いたくて我慢するの大変なんです!!私今年で26になるので、地元の子たちが結婚し始めてるから尚更思うのかも。
A:あとは女の子に言いたいのは、どっかのタイミングで「ちょっとだけいいじゃん」なんて口滑らせる男は絶対ろくでもないからマジで気をつけてってことですね!!
なるほど、いやぁ凄い楽しかったよ!またお話し聞かせてください!お忙しい中ありがとうございました。
A:はい!ありがとうございました!
コインランドリーとチキンライス
折角の日曜日、洗濯物でも干そうかなと昨日眠りについたのに、朝起きるとシトシト雨。
そんな日はコインランドリーに限る。
私はコインランドリーが好きだ。あの柔軟剤の香りと、ゴウンゴウンと沢山の洗濯物が軽やかに舞っている風景は、何とも見ているだけで穏やかな気持ちにさせてくれる。
お金はかかってしまうけど、コインランドリーで乾燥させたバスタオルは凄くもふもふしていて、日光浴させた布団に飛び込む感覚と似ている。贅沢、ズボラ、と人によっては後ろ指を刺してくるかもしれないが、あのモフモフは人を虜にさせる。お金をかけても良いものだと、少なくとも私は思っている。
そういえば小さい頃、実家の一番太陽が当たる窓辺の床で、よく布団に包まれて昼寝していた。私の欲求の優先順位は、幼少期の頃から変わっていないようだ。
さて今日もモフモフするぞ!とワクワクしながら洗濯物を一つだけ空いていた乾燥機に突っ込んで、10分ほど規則的に回る洗濯物をベンチに座って眺めた後、コインランドリーの真向かいにある行きつけのチキンライス屋さんに昼食を食べに行くことにした。
* 西荻窪 Mu-Hung
木目調のアジアンな店内。今日は休みの日ということもあってテーブル席はカップルや夫婦が席を占めていた。1人客は私だけのようなので、お邪魔にならないために誰も座っていないカウンター席へ。
ここはよく電話で予約してテイクアウトをしているお店なので、店内で食べるのは久しぶりだった。
スタッフは女性しかおらず、さっぱりとした接客が個人的に好き。至れり尽くせりの接客ももちろん気分は良いものだが、こういうお互い変に気を使わないでいられるお店も、まったり休日を過ごしたい人には心地が良いものだと思う。
メインのメニューはチキンライス。サイズは小・中・大とあるが、今日は小を頼んだ。
(チキンライス小 700円(税抜))
ご飯の量はお茶碗一杯とちょっとくらい。
キャベツの入ったスープもセットでついている。
チキンは蒸してあって、とても肉厚。揚げどりにすることも出来る。
中国しょうゆ、チリソース、しょうがのソースが1種類ずつシンプルな小皿に入った状態で出される。
それぞれのソースをチキンにチョンとつけるか、3種類全部かけて混ぜて食べるのがお店のオススメらしい。
全部ぶっかけるのが私流。
中国しょうゆが一番主張が強いが、混ぜると後からぴりっとしたチリソースが顔を出し、最後にここにいるよと優しくしょうがが口に広がる。
お米は粒がパラパラとしていて、タイ米に近い食感で、恐らく鶏出汁で炊いているのだと思う。お米単体でも食べたくなる美味しさ。
お箸で鶏を一口、スプーンでタレが少し染みたお米を一口、と丁寧に味わった後に、水々しいキュウリをかじる。この動作を自分のペースで繰り返す。
箸休めに食べる素材そのままのきゅうりの味。他の味がしっかりしてるからこそ、きゅうりの本来の味が引き立っているように感じる。きゅうりがこのお皿に乗っているからこそ、このチキンライスを最後まで美味しく食べられるのだと思う。
鶏肉は柔らかくプリプリしていて、脂っこさも無い。焼肉でもカルビよりこういうサッパリとした肉を年々胃が求めるようになってきたのは年のせいなんだろうか…。
カウンター席の目の前では女性店員がキビキビと料理をしている。たっぷりの氷水に蒸し鶏を浸してあって、そこに思い切り手を突っ込んで仕込みをしている姿はまさしく職人。カッコ良い女性達だ。
朝は食パンを適当に温めてたまごを適当にのせたものしか食べていなかったので、この手間暇をかけたチキンライスが凄くありがたいものに感じた。そんな事を考えながら黙々と食べていたらペロッと完食してしまっていた。
水を飲み干すと、チリソースが案外辛かったことに気付く。旨辛なものって、辛いという感想よりも旨いが先行しちゃうから、後々口の中がピリピリしていたりする。
「うん。今日も美味しかった。」
とボーッとスマホを見ると、まだ乾燥が終わるまで15分ほどあった。
はてさて、外は寒いし、口は辛い。どうしたもんか。
「あぁ…甘いものをもとめている…。」
(デブ街道まっしぐら)
私は今までチキンライスとビールしかここでは注文したことが無かったが、他にもメニューがあることは以前から知っていた。
卵料理にカレー、ピータン粥…へぇ赤ちゃん用の子供粥っていうのもあるんだ。
子連れの親子が背後に座っており、幼稚園くらいの女の子が何やらはしゃいでいたのでチラリと見てみると、
あらまぁチキンライスのお子様ランチ!旗まで立ってらぁ!
子供にとってお子様ランチには旗が立っているからこそのメニュー。流石やで。小さい頃は私もお子様ランチを食べ終わると旗を誇らしげに手に持ち帰ったものだ。
メニューの最後のページにはデザートメニューが。
君に…決めた!
最近何故かクレープを食べたいと思っていたのをメニューを見て思い出した。
「あの、すみません…このスイートロティお願いします。」
スイートロティというのは、薄く伸ばした小麦粉を焼き上げたタイのデザートメニューらしい。
ちょっと大食いかしら…と少し勝手に恥ずかしくなりながら注文を済ませて、しばし後ろの席のはじゃく子供の声を聞きながら待つ。
「お待たせしましたー」
「ぬっ…このボリュームで450円とな……」
大きさは大体500mlのペットボトルより一回り小さめくらい。値段的にもう少し小さいだろうなと踏んでいたので食べ切れるか急に不安になりつつ、フワッと鼻に届いた甘い香りにワクワク。
ナイフとフォークを使い、切り分けて口に運ぶ。
あまぁい…しあわせ…
クレープよりも厚めのしっかりとした生地。具はバナナのみだが、ソースはシナモンと練乳、そしてクリームチーズが使われているようだ。
バナナも結構熟した柔かいものを使っていて、食感も良い。
シナモンと練乳とクリームチーズという組み合わせも、生クリームよりクドくなくて嬉しい。
おかしいぞ全然食べれるぞと軽く平らげて食事を終えた。
さてと、行くかー!と足取り軽くモフモフが待つコインランドリーへ。
心なしか、家を出た時よりも空が明るく見えた。
こんな日曜日の小さな贅沢が、私の最近のご褒美。
実家にいた頃の本当にあった怖い話
こんばんは。瑠惟夏です。
今日Twitterでツイートした「生前の記憶」について、私がウソというか、記憶を脚色していないか不安になったので母親に確認を取りまして。
(Twitterの内容はこちら→ https://twitter.com/ruikaruikaruika/status/1220725017299890182?s=21)
結論から言うと事実だったので一安心。
その話から母親から「あなたオバケも感じる子だったけど、東京では最近どうなの?」と聞かれて久しぶりにオバケの存在を思い出しました。
東京に来てからはもう殆どヤバイ!と思うようなことは起こっていないのですが、北海道(特に実家)にいた時は確か何度か遭遇したことがありまして。
今回は私が今までの中で1番未だに鮮明に覚えている嘘のようで本当の話をご紹介したいと思います。
私が高校1年生だった頃の話し。
勉強が苦手な私は、基本テストの前日は一夜漬けをして勉強していた。
その日の夜も、私は必死に居間の食卓テーブルで英語の文法を覚えていた。
深夜2時を回り、家族も全員スヤスヤと寝息を立てて眠りについていた。
いつもならTVを付けながらテキストに向かっていたのだが、明日の英語はもう本当に勉強をしていなくて切羽詰まっていたため、TVもつけず食卓テーブルの灯りだけをつけて集中していた。
弟の部屋は大きめの和室なため、扉は障子で出来ている。
今この空間で聞こえる音は、キッチンの近くにある古めのカチコチと秒針が鳴る時計と、弟の寝返りを打つ音、ノートに乱暴にペンを走らせる音のみだった。
カチコチ
カチコチ
「…ぃょ……」
ん?何かが聞こえる。
どうやら弟の寝言のようだ。
可愛いやつめ…!とクスッと笑って再びノートに向き合うと、
「〜〜ぃ。ん…」
とだいぶ長めの寝言を言っているようだ。
ほほぉ。明日お母さんが起きたら、こんなこと言ってたよって教えてあげようかな。と弟の寝言に少し耳を傾けてみた。
すると、まだまだ小さい弟だ。声変わりなんてしていない、女の子と対して変わらない声の高さのはずなのに、なにか低い音が聞こえる。
ザワッとした。
なんだ、なんなんだ。
そうして集中して耳を澄ませると聞こえてしまったのだ。
「お母さん、知らない?」
心臓が飛び跳ねた。
嘘だ。これはどう考えても大人の男の人の声だ。
「ぼく、知らないよぉ…」
弟が寝言でそう男に返事をしていた。
変な汗が体から溢れ出ているのを感じた。
不審者か?いやそんなはずない。たしかに弟の部屋には窓があるけど、なんたって北海道。二重窓で窓自体も重みのあるものだから、開ける時に絶対に音がカラカラとなるはずなのだ。
小さい頃から開け慣れている窓なのだ。私に気付かれないで開けることが不可能なことくらいは分かる。
いや、待てよ。待て。今この家で起きているのは誰だ?
そして今弟の部屋から一番近くにいる人間は…
私だ。
誰なのか何なのかは分からないが、母の居所を質問しか「何か」が次に私のところに来ることは容易に想像出来ることだった。
思わず小さく「まって…」と私は声に出し、テーブルの足に小指をぶつけながら自室に勢いよく滑り込んだ。
どうしよう、どうしたらあの「何か」が来ないのだろう。
パニックになりながら必死に考え、当日ハマっていたV系バンド「the GazettE」のCDを爆音で鳴らした。
もういっそ家族の誰でも良いから起きてくれ!!お願い!!1人にしないで!!!
なるたけシャウトが激しい曲をかけ、何かに取り憑かれたように1人深夜にヘッドバンキング。
むしろ私が側からみたら怖いはず。あの「何か」だってきっと恐れおののくはずだ。
しかしその時ふと頭によぎった。
母だ。
母の所にいくかもしれない。私の所に来なくても、母の身に何か起きるかもしれない。
ここでもう一度家の間取りをお伝えしておくと、
私の部屋から両親の寝室に行くまではかなりの距離がある。
さっきまでいた居間を通り、何かがいた弟の部屋を横切り、綺麗に反射するガラスの扉をあけ、一番奥の部屋へと行かなくてはならない。
深呼吸するものの心臓が言うことを聞かない。
今となってはシャウトの音楽がさらに私の精神を不安にさせるものになっていた。
やるしか…ない。
携帯をギュッと握り、なるたけ目を開けないように、かつ床だけは確認できるほどうっすら視界を確保して全力ダッシュした。
何か背後に気配を感じながらなんとか両親の寝室にたどり着いた。
「お母さん!!お母さん!!起きて!!ねえ!起きて!!」
高校生にもなってこんなに母親をバンバン叩いて起こすやつはいないだろう。
それでも必死に体を揺さぶって母を起こすと、
「なぁに〜もう〜どうしたの〜…」
と半分寝ぼけながら母が目を覚ました。
とりあえず自分以外の人間が起きたことに安心しつつ、ザックリと何が起こったのか説明をすると
「アンタ寝ぼけてたんじゃないの〜うふふ〜」
とまた布団に潜り込もうとした。
待って1人にしないで!!
そう思った私は小学校低学年以来、久しぶりに両親の間に挟まれて眠りについたのだ。
翌朝。
母が面白おかしく私が必死になって起こしに来たことを父に朝食を出しながら話していて、
本当なのに…でも本当かなぁと少々自分を疑っていた。
案の定テストの出来はボロボロだったが、まぁいいかと昼過ぎに自宅に帰宅する。
「ただいま〜テストヤバかったわ〜」
もう昨日の事も忘れてカバンを床に下ろすと、血相を変えた母が質問してきた。
「ねぇ、昨日るいが言ってた話しだけどさ…あれ何時くらいだった?」
朝のケタケタ笑っていた顔ではない。
「えっ…多分最後に時計見たのは2時30分とかだったから…うーん…3時になる前とかじゃないかな。」
「そっか…そう…あのね…お母さん昔モテたのね?」
「へ?あぁ、うん。」
なんだその話。母はすぐ話を変える癖があるので、もうその話は終わりか。と食卓テーブルにあるお菓子の袋を開けた。
「お母さんがパパと付き合う前に結婚前提で付き合ってた人がいるんだけどね」
「あーうんうん。」
「昨日のその時間、その人亡くなったんだって。」
結婚とはタイミングとよく良いますが、その人と母は結婚しなかったものの、良い関係を築いていたらしい。
あの「何か」はなんだったのか。
仮にその男性だとしたら、最後に母に挨拶にきたのか、それとも母をあちらに連れて行こうとしたのか、誰も知ることはない。
気をつけて。3時になりましたよ。
良い夢を。
おおなわとびを共に。vol.2 あとがき
2020.1.21おおなわとびを共に。vol2
改めましてご来場いただいた皆様、そしてmahocastを通してご視聴いただいた皆様もありがとうございました。
案の定、本番のMCでは言いたいこと5%くらいしか言えなかったので、こちらで本イベントについて振り返りたいと思います。笑
毎度のことながらかなりの長文になるので、お時間ある時に読むことをオススメします🙇♀️
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◆瑠惟夏 セットリスト◆
(※mahocast放送画面より)
mahocastより本公演ノーカット版のアーカイブをご視聴できます。URLはコチラ→https://www.mahocast.com/mu/musicDetail/1531
1.救済
2.ディストーション
3.エンディングテーマ
4.よぉ相棒
5.何をもって -歌うの実はまだ2回目
6.存在証明 -今月の新曲
7.正しい橋の渡り方
8.地団駄のダンス
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今回企画をするにあたって密かな目標としていたことが3つありました。
まずは「全出演アーティストが活きる企画にする」ということ。
一番手andfrogsさんのフルバンド。
盛り上がるだろうな、楽しいだろうなと音源を聴いてすぐに想像出来ました。saikaちゃんの明るさに引っ張られて「これは良い夜になる予感!」と感じてもらえるような幕開けをしたかったので、本当にお願いして良かったなと思いました。
1番手の出演は、多分とてもドキドキするんですよね。立つ側も見てる側も。例えるなら居酒屋のお通しとか。
初めてのお店、空間良し、さてお味は…となった時にお通しがムムッとなる出来栄えだと、あーやられた!って思っちゃうものです。
そこを軽々と「美味しいに決まってんじゃん!」と笑顔でハードルを易々と超えてくださったandfrogsさんに心から感謝を。
2番手後藤一哉さん。
フルバンドの後だからこそ、聴いて欲しかったのです!そしてお客さんも男性が多いだろうなと思っていたので、新規の方にも沢山聴いていただきたかったから嬉しかったぁ!
歌って弾きながらしっかりお客さんに語りかける姿勢や、足どうなってるのか分からないけどペダルをルンルン踏みながら歌う切ない曲。手前の人はよく見えたかなと思います。
同じ道民の先輩として誇りです。カッコ良い。私にとって十分なほどのBIG MANです。心から感謝を。
そして3番目の夫婦ユニット、ときどきさん。
プライベートでもお世話になっている仏のようなお二人。
ときどきさんの曲は私も大好きで、もう幸せになるんですよ聴いてて。泣くし。
思わず皆んなが微笑んでしまうステージ。そんなステージなかなか無い!ほんでもってMCもお上手。分かる人には分かる。無駄がない。目標…←
私のセットリスト的はどうしても重ためソングが多いため、この前後のコントラストを楽しんでいただきたいなと。お二人のハーモニーも。
実力もさることながら、心からハモッとる!
そんな歌声でした。心から感謝を。
そして最後の私。
ライブ終演後に沢山の人に言っていただきました。
「すごいメンツだったね!!!」。
そうです、その通り…すごいでしょう…その分プレッシャーもね、凄いの、ね!笑
主催者として「私がトリで歌うぜー🦹♀️」と堂々とせねばならんのです。
初めてのドラム、初めての高画質高音質の誤魔化しが効かない生配信。
私らしく歌うことが出来ました。皆さん、そしていつもサポートしてくれる稲荷君、今回初めてながら理想的なドラムを演奏してくれたカズユキさんのおかげ。心から感謝を。
次に2つ目の目標は
「ライブハウスに来たことがない人に良い思い出を作ってもらう」ということでした。
(ときどきのお二人にバレてたのがとても衝撃的だった笑)
お二人がおっしゃっていたように、未だにやはりライブハウスという場所は想像以上に未知な場所。
今日、ドームやフェスなどの大型イベントに足を運ぶ方は増えてはおりますが、アコースティックのライブハウスとなると、どうしても想像つかない。
でもそれって演者側にも問題あると思うんです私。雰囲気重視のフライヤー、どんな音楽なのかも分からない出演者情報、ライブハウスの入り方やドリンクチケットの説明のなさ。
何も説明無いまま、良いイベントだよ!なんでこないの!…それって凄くワガママ。
元々クラシックやジャズのアートマネジメントについて大学で勉強していた私ですが、よくゼミの議題にも上がってました。
オペラやオーケストラを聴く人が少ない!BGMでは流れているのに!
だから凄く工夫しているんですよね沢山の団体が。赤ちゃん連れOKの赤ちゃんとお母さんのためのクラシックコンサートや、オペラの楽しみ方を伝えてから演目を演奏するオペラコンサート。
敷居が高い、近寄り難い、そう思われているなら動かねば変わらない。
相手の立場になって考える。そういう当たり前のことを今一度我々はやらないといけないと思って、今回は自分なりに関わっていただく場所や物の紹介をしました。
↑フライヤー両面にして出演者やら関係者やらの簡単なご紹介。当日もお配りしたら結構皆んな読んでくれてた。学び。
↑こんなことこれから告知するよーのムービー
↑西荻窪をかしやさんの職人技詳細ムービー
↑北参道GRAPESさん紹介ムービー
今回ライブに来ていただけなかった方も、ライブってこうなってるんだな、こういう人達が支えてくれて一つのライブって出来るんだな。と知っていただけたのなら嬉しいです。
今回出演していないアーティストの人もチラリと見ていただけたのならもっと幸せ。
私1人で工夫しても意味ないのね。全部のライブにそのくらい力を入れて欲しいってわけじゃないけど、一人一人の工夫が文化を変えていくと思ってます。
嘆いて終わりなのではなく、じゃあどうしたら良いのか。それを考えて、実行していかないといけません。
その日だけうまく行っても意味がない。目先の事だけじゃなく、我々は文化を作っている立場です。現状が不満なら不満を無くしていくように変えていく。変えていきましょう。
最後の一つはテーマでもあった「ご縁を繋ぐ」という目標。
私達はその結果の指標としてどうしても最後の物販の盛り上がり具合が分かりやすいのですが、
だから凄く今回は満足。
終演後に初めましての方々が各アーティストのCDなどをご購入いただいていたり、おはなししている様子を見て「あーやって良かった!」と思えました。
演者とお客さんとの縁、演者と北参道grapesとの縁、mahocastさんと北参道grapesとの縁、をかしやさんと和菓子を食べてくださった方との縁、mahocastを見ていたお客様とライブとの縁。
たった1日ですが、その中には数えきれないほどの【縁】があります。
一つでも、縁が結べるイベントにしたい。その結果は今見えるものではありませんが、結べたのなら良いなと思います。
そんなこんなでいっぱい語りましたが、普通の企画と少し違ったのは、mahocastさんとをかしやさんとDJ NobbyさんのMCがあったということが大きいですね。
DJ Nobbyさんはインディーズアーティスト界隈にとってはもう本当にすんばらしい人でして、今回も出演者を集めてラジオ収録をしてくださいました。
↑今回のライブ出演者全員で収録!
アーカイブはこちらから(https://e-nobby.com/20200113.html)
収録が終わった後の飲み会でも「俺はお客さんに近い感覚でアーティストの事を伝えていきたいんだよね。」と仰っておりました。当日のMCでのアーティストとの絡みを聴いてくださった方はお分かりかと思いますが、お客さんやファンが実は聞きたいことをサラリと質問してのけちゃうのが凄いことだなと毎度思うわけです。
出演者からすると私たちってこんな人間なのー!と自ら沢山発信することってステージ中なかなか出来ないので、MCの偉大さを痛感してます。
音楽の後に会話が入るだけでも、お客さんも耳疲れしないし、イベント全体を通して楽しめるようになる数珠の糸を繋ぐ役割。大役です。昨年に引き続きワタワタしている私に大丈夫大丈夫がんばれがんばれとサポートしてくださり本当にありがとうございました。
(なのに私本番中に紹介し忘れてしまって終わった後にめっちゃ後悔しましたマジで最悪だ。申し訳ございません。)
また、mahocastさんはまだご存知無い方も多かったと思います。
(画像元ツイートURL: https://twitter.com/kari_parthenons/status/1219526777237688320?s=21)
今ある配信サービスってあそこまで音楽に力を入れているところないですよね。見ましたかあのクオリティ。ビックリでしょ。
私もいくつか配信サービス利用しましたが、クオリティってあんまり求められてないんですよ。公式配信でもなんだかな〜というアプリばっかり。
mahocastは違うのですよ。会場の打ち合わせやカメラの配置やスイッチング、配信用の音響の設定。しっかりと「音楽番組」として成立している。
私もMC中にお伝えしましたが、きっとこれから沢山のアーティストがmahocastさんに助けられていくと思ってます。どうか皆様、新しいものばかりで疲れるかもしれないけど、お気に入りのアーティストがmahocastを利用した際は積極的に視聴・拡散してくださいね。
(mahocast HP→ https://www.mahocast.com)
また、会場に華やかを加えてくださった西荻窪をかしやさん。
↑店主のマリコさん
皆様和菓子の美味しさと美しさに喜んでいただけたようで嬉しかった!
私がこんなことをやりたいとオズオズ伝えたら「お客さんに喜んでほしいのは私も一緒ですよ」とお一人でお店をやられていてお忙しいのに、出演者全員の和菓子デザインを考えていただき、制作していただきました。
↑ドリンクカウンターに並べられた出演者の和菓子
私のお花は「タンジー」。花言葉は「あなたとの戦いを宣言する」「抵抗」「婦人の美徳」。え?言葉が強い?私らしいでしょ?笑笑
同じ女性として、職人として尊敬致します。
和菓子の美しさは人も表すのかもしれません。これからもお邪魔させていただきます!
そして北参道GRAPESさんにもこの度はもう大分お世話になりました。申し訳ないほどに。笑
窓口になって対応してくださった倉地さん本当にありがとうございました。
当日は席の配置や準備、日本酒の手配や日本酒の説明フライヤー、音響に照明、お料理や受付。
事前の打ち合わせも2回もしてくださいました。こういうことをやりたいですと伝えると面白そうですね!やりましょう!と快くOKを出していただきました。
↑脚立に登って皆んなの書き初め垂らした。高くて怖かったけどウフウフしてました。
書き初めも本当は時間が余ったら出演者以外の人にも書いてほしかったけど間に合わなかった!悔しい!!
こういうのはどうですか?こうしてみた方がいいかもなどご提案もしていただいたりと、自分が考えるべき部分で足りなかった所も発見できました。また一つ学ぶことが出来ました。
ありがとうございました。
良いことばかり書いてますが勿論それだけでは無くて。しっかり反省しないといけない部分もあるんですよね。
それは何名か当日会場に着いたものの、入り口が分からない、扉の開け方が分からなかった、入り口付近で満席だと思って帰ってしまった方がいたということ。
本当にごめんなさい。一応ムービーで扉の開け方はツイートしていたり、私のお客さんにはアナウンスしたりしてたんですが、
メールだったりインスタから見た方、それ以外の何かしらで予約をされていた方には届いていなかったかもしれません。案内が足りてなかったなと。反省。
また、満席だと思ってご来場いただけなかったのは実は昨年度のライブでも起こりました。
本当は満席じゃないんですけど、外から見たら満席に見えたんだと思います。
これももっと工夫するべきでしたね。基本的に我々は必ず満席からオーバーすることのないようにチケットの販売数を決めています。
とはいえ満席に見えてしまえばお客さん的には満席だから入れないんだろうなと思ってしまいますよね。
なので次回からはお客さん混み合ってきたら入り口とかにサインを出したいなぁと。
空席、満席だったらちょっと飛行機みたいだもんね笑笑
シンプルに文字だけでも良いかな。何か案があればアイデアください💡
反省、そして学び、んでもって改善。
成功体験も大事だけど私はまだまだひよっこ🐣
成長するためには失敗して初めて気付くことだってあります。
今回ご来場出来なかった方々のためにさらにより良い企画を考えます!
さて、大変長くなりましたが、こんなに清々しい気持ちでブログを書けているのは支えてくださった皆様のおかげ。
とはいえ、終わった後に何人かから
「瑠惟夏はもっと人に頼っていいんだよ」と言われてしまい。笑
十分頼らせていただけいるつもりなのですが、正直少し辛いものは、うん、あります。
1人でやるのには何でも限界がある。稼働量も金銭も脳のキャパも。認めたくないけどね。
でもそれでもやろうと思えるのは聴いてくださってる方々がいて、足を運んでくださる方がいて、言葉をくれる皆様がいるから。
だからこれからも背中を押してください。MCでも言ったけどね。
今年の山を登り切るために、指一本でも良いさ。押してください。
やり方は皆様の無理のない程度に。
私の音楽を友達に勧めるのもアリ、ライブに連れてきてもらうのもあり(無理やりはやめてあげて!笑)、関わってほしいラジオやメディアがあればリクエストでメッセージ送るのもアリ。
何かしらで「瑠惟夏っていう奴がいてさー!」と声や文字で応援してください。
それが巡り巡って私の力になりますから。
そろそろ文字量が6000字になりそうなのでこの辺りで締めます!笑笑
次回の自主企画は7月かな。生誕祭をやりたいなって思ってます。
今回の事を生かして、さらにサウンド、新曲、企画、全てをブラッシュアップandアップデートしてお届けしていきます!
私が書いた書き初めは「日々精進」。年々難しくなることですが、諦めんぞ!
(お客様のツイートから拝借!)
これからも応援よろしくお願いします!
瑠惟夏でした。
(歌っているのが楽しいと伝わる写真が撮れましたとお客様からお写真データが。ありがとう…)
年内ラストライブ。これからの私。
こんばんは!瑠惟夏です。
昨日は待ちに待った店長交換企画@四ツ谷天窓さんでのライブでした。
もうめっちゃ皆カッコ良かったぜ。。
一番手で良かった。全員見れますからね集中して。トップバッターの特権。
そして昨日で天窓3店舗コンプリート!!嬉しすぎるぜ!!!
歌い始めの時は「NOMADと天窓に出てるアーティストはマジなシンガーソングライターの人達が沢山出てる」的な事ばかりを聞いていたので、
わぁここのステージに立てた!!
嬉しい!!!
と実はかなり喜んでました。
初めましてのお客様や、「実は前回NOMADで…」「先日の恵比寿の天窓で…」「最近の北参道greapsで…」という2度目ましての方々にも沢山お会い出来て嬉しかったなぁ。
ステキなアーティストにはステキなお客さんがいるのですね。またお会い出来たらいいな、
誘ってくださったUtaco.さん、四ツ谷天窓のタイキさん、ほんでもってやっとお会い出来たぴんくさんありがとうございました!
さてさて、タイトルにあるように昨日のライブは何度も告知していたように「年内ラストライブ」でございました。
もう軽い大晦日気分です私は。笑
これからハロウィンもあるしクリスマスもあるし年末もあるしイベント沢山なのになんで!!!うおおん!
という嬉しいお声もチラホラいただけて嬉しい限りです。ありがとうございます。
残り年内何をするのかと言いますと、
「健康的な体を手に入れる」
「楽曲制作に力を入れる」
「なんか全体的に強くなる」←
あたりを目標にして過ごします。
今年に入ってから月に一度は体調を壊したり、(今も絶賛風邪)、婦人病が悪化していたりと、なかなか歯痒い日々を送っておりました。
元々何か無理をするとすぐに体を壊す人間なので、騙し騙しでやってましたが、1度体をリセットするためにお休みします。喉にも悪いしね。
でも我慢出来ないし、折角の機会なのでお休みの期間沢山音楽に関してもブラッシュアップする時間にしようと思います!ライブもいっぱい行くぞー!!!
実は新曲のツブ達、メモ帳の中にたーーくさんあるんです。形にしてちゃんと生み出してあげたいのです。
カバー動画だったり、違う編成でのライブだったり、路上だったり、ライブハウス以外での活動がメインとなりますが、
来年1月、また戻ってきます。
あっという間だよ1月とか。マジで。
だから詳しいことは言えませんが…
1月21日は今からあけておいて!!!
1月21日は今からあけておいて!!!
もうそれだけ。そこまでに何が出来るか。自分自身と戦いますので、皆さんどうか応援引き続きよろしくお願いします。
見てろよーー!!!!!!
それでは、また来年ステージでお会いしましょう。大好きだよ。
瑠惟夏